ついに横浜に到着した「飛鳥Ⅲ」。
就航に向け準備中の船内をレポート

「飛鳥Ⅲ」の最新情報を発信する“A-TIMES”。
第25回目は就航に向けて準備を進める「飛鳥Ⅲ」の船内についてレポートします。

横浜開港記念日である6月2日に「飛鳥Ⅲ」は母港・横浜港に入港しました。
入港時は曇り空であったものの、多くのお客様にお出迎えいただきとても感動的な入港シーンになりました。さらに、夜には開港祭の花火も打ち上げられ、さっそく「飛鳥Ⅲ」も横浜の一員になれた気分です。

それから約1カ月、船内では着々と準備が進められてきました。
船内はどんな風になっているのか？どんなことが楽しめるのか？気になりますよね。
船内を探検してまいりました！

横浜港での乗船口は通常5デッキ。デッキプランでいうと後方エレベータ横にあるスペースです。ここは「フォーシーズン・ダイニングルーム」の入口にも近いため、乗船してすぐに田村能里子氏の作品が目の前に現れます。これまで「飛鳥Ⅲ」は数々のアート作品で彩られているというお話をお伝えしてきましたが、こういうことだったのかと納得する瞬間です！
初めての船に乗ると、皆様戸惑われるのが方向感覚です。「飛鳥Ⅲ」のパブリックエリアは、3層吹き抜けの「アスカプラザ」を中心に、前方・船首方向は、ウェルネス、スポーツ、エンターテイメントが集まるエリア、反対に後方・船尾方向はレストランエリアです。そのため、田村能里子氏の作品を目印にすることで、反対側が前方・船首方向と見分けやすくなると思います。

「飛鳥Ⅲ」は3泊からのクルーズとなりますので、終日航海日は楽しみのひとつ。
これまでA-TIMESで紹介していない3つの施設をご紹介します。

ビスタラウンジ（11デッキ 前方）

眺望のよい11デッキ船首に位置する「ビスタラウンジ」。入口で日本画家・岩田壮平氏が「飛鳥Ⅲ」のために描いたオリジナル作品が出迎えてくれます。
中に入ると、大きな窓からパノラマが広がる開放的な空間に、心地よいソファが並びます。「ビスタラウンジ」には、防音設備を備えプライベートパーティーも可能な「リーベルラウンジ」や、日本郵船の客船の歴史をポスターやモデルシップで紹介している「ヒストリアエリア」もあり、ついついお気に入りの場所を探してみたくなります。
前方エリアは少し段が高くなっていて、最初は天井が低いかなと思われるかもしれません。しかし、実際にソファに座ってみると納得です。前方にある一人掛けのソファ（これは今現在筆者が見つけた1番のおすすめスポットです！）に座ると、この景色が自分だけの特別なものになるような没入感を味わえます。そして、その心地よさに思わず動けなくなってしまいます。
「飛鳥Ⅲ」には「アスカプラザ」（5デッキ）、「マリナーズクラブ」（6デッキ）とここ「ビスタラウンジ」の3カ所にピアノが設置されており、プールサイドを含めて4カ所のステージでジャズ、クラシック、ポップスと異なるジャンルのバンド演奏が楽しめます。同じ場所でも時間帯によって異なる雰囲気が味わえるのも魅力です。

「アスカ サロン＆スパ」（12デッキ 右舷前方）

スパ、ヘア、ネイルで全身の美容と癒しを提供するサロン「アスカ サロン＆スパ」。
エントランスから上質で心安らぐ香りが漂い、スパとサロンは海を臨む贅沢な空間です。
年齢、性別問わず、日常を離れて、旅にリゾートの癒しを求められる方はぜひ訪れてみてください。
終日航海日に特におすすめなのはスパ。トリートメントルームに入った瞬間広がる絶景にまず心を奪われてしまいます。オリジナルコスメを使用したメニューは“洋上でしか味わえない究極のウェルネス”です。
サロンでのおすすめは、ヘッドスパ。普段からパソコンやスマートフォンを使われている方にはぜひお試しいただきたいメニューです。プライベート空間でついつい眠ってしまうほど心地よい時間が流れます。
そして、自分へのご褒美に、特別な日に、本物のダイヤモンドを使用したダイヤモンドジュエリーネイルはいかがでしょうか。「飛鳥Ⅲ」で指先から感じる極上のラグジュアリー体験をお約束します。

カジノ アンティ（6デッキ）

エンターテイメントは「飛鳥Ⅲ」のクルーズライフにおいてスパイスのような存在。
「カジノ アンティ」はルーレットやブラックジャック、ポーカー、スロットマシンなどが揃います。中でも注目は、ラスベガスでも人気が高い「クラップス」が登場することです。「クラップス」はサイコロの出る目を当てるだけのゲーム。プレイヤー自身でサイコロを振ることができるため、ゲームに参加している実感がわきやすく、よりプレイヤー同士の盛り上がりも楽しめます。
また、「カジノ アンティ」のある6デッキ前方には、気軽に立ち寄れる「スプリットカウンター」やメインバー「マリナーズクラブ」、パフォーミングアーツの圧巻のステージが楽しめる「リュミエールシアター」など大人の遊び場が集まるため、カジノを経験したことのない方も、ぜひ見学にお越しください。気さくなディーラーがお待ちしております。

就航までのカウントダウンが始まった「飛鳥Ⅲ」。
なんと嬉しいことに、横浜市ご協力のもと「飛鳥Ⅲ」の就航を記念したイベントが開催されることが決まりました。花火の打ち上げや、大観覧車「コスモクロック21」特別演出、市内関連施設での特別ライトアップ、そしてデジタルスタンプラリーが実施されます。
詳しくはこちらのご案内をご覧ください。

※イベント内容は天候その他の事情により変更となる場合がございます。

今回のA-TIMESはいかがでしたか。一部ではございますが、「飛鳥Ⅲ」の内部をお楽しみいただけたのではないでしょうか。7月11日は命名式、そして7月20日にはいよいよ就航を迎えます。皆様「飛鳥Ⅲ」をどうぞよろしくお願いいたします。
さて、今月もクイズに答えると応募できるプレゼント企画をご用意しています。ふるってご応募ください。それではまた！