「飛鳥Ⅲ」の「アスカバルコニー」が、
CSI awards 2024を受賞!
「飛鳥Ⅲ」の最新情報を発信する“A-TIMES”。
第19回目は「飛鳥Ⅲ」のバルコニー客室をご紹介。
「飛鳥Ⅲ」の建造も着々と進み、就航年2025年を間近に控えたこのタイミングに嬉しいニュースが飛び込んできました!「飛鳥Ⅲ」のバルコニー客室「アスカバルコニー」が、国際的なコンテスト「CSI awards(クルーズシップ インテリア アワード)2024」のベストステートルーム賞を受賞したのです。この賞は、比類ない快適さ、革新的な機能、そして卓越したゲスト体験を提供するクルーズ船の客室デザインを表彰するもの。クルーズ評論家からは「バルコニー客室でこんなに充実した設備を取り入れているのは他船で類をみない唯一無二の存在だ」と評されています。
「飛鳥Ⅲ」で最も多くの客室を持つ「アスカバルコニー」は、光を取り入れた居住性に優れた空間作りにこだわっています。例えば、ミニバーにはキッチンシンクがあり、収納力の高いウォークインクローゼットも備えています。バスルームにはビルトインシート付きのフルサイズのバスタブが備え付けられ、ゆったりと湯に浸かれるなど、日本での生活スタイルに寄り添った設えを実現しています。インテリアデザインは、現代的な要素と伝統的な木の色調や自然な質感が調和したエレガントなスタイルです。壁には日本の伝統文化である和紙を用いたアート作品が飾られます。「阿波和紙」「越前和紙」「名尾和紙」のいずれかの和紙アートが、どのお部屋に飾られるかはお楽しみです。どの和紙アートと一緒にくつろぎの時間を過ごすか、その出会いもお楽しみください。
世界が認めた「アスカバルコニー」でくつろぎの時間を
居住性に優れた空間デザインと設備
「飛鳥Ⅲ」のインテリアデザインを担当したSMCデザイン シニアデザイナー/プロジェクトマネージャーのオリバー氏から受賞のコメントが寄せられましたのでご紹介します。
「アスカバルコニー」の開発に携わったSMCデザインと郵船クルーズのチーム全員に、心から誇りを感じており、大変感謝しています。私たちは一緒に、機能性とエレガントさを兼ね備えた上質な空間を創り出しました。この賞を受賞できたのは、関係者全員の努力のおかげであり、非常に光栄に思っています。
私たちがこの客室のデザインを楽しんで制作したように、「飛鳥Ⅲ」のお客様も「アスカバルコニー」でのひとときを心から楽しんでいただけることを願っています。
SMCデザイン:
クルーズ客船のインテリアデザインで世界的に高く評価されているデザイン会社。「飛鳥Ⅲ」の建造にあたっては、実際に日本を訪れて文化を体験し、郵船クルーズの担当者との打ち合わせを重ねることで理解を深めてきました。新造客船の誕生は、飛鳥クルーズにとって30年以上ぶりのことで、約5年間にわたるプロジェクトとして取り組んでいます。特に空間の演出にこだわり、各施設のコンセプトを大切にしながら全体の世界観を表現しています。
CSI awards 2024の表彰式に出席した郵船クルーズ「飛鳥Ⅲ」担当者のコメントをご紹介します。
いよいよCSI awardsイベントの最終日がやってきました。各賞にノミネートされたデザイン会社やオーナーの名前が呼ばれ、次々とステージに上がっていきます。「次は?次は私たちの部門だ。きっと呼ばれる」と信じながら待っていました。名前が呼ばれるまでの間は少し長く感じましたが、「NYK CRUISES」と呼ばれた瞬間、“来た!”と思いました。専門家から優秀賞をいただけたことは非常に嬉しいです。これからの客室デザインに新たな流れを生むことができるのではないかと期待しています。
「アスカバルコニー」は、客室で過ごす時間が非日常的でありながらも、住み心地が良いと感じられる空間を目指しました。旅行中でも、お部屋に戻った時に『なんだか、ほっと落ち着く』と感じていただけたら幸いです。
栄えあるCSI awards 2024のトロフィー
お一人様へより快適な「ソロバルコニー」
「飛鳥Ⅲ」には、「アスカバルコニー」のクオリティを持つお一人様専用の客室「ソロバルコニー」も登場します。この客室も自然光を取り入れ、快適さを重視した空間設計が施されております。一人旅のお客様がどのように快適に過ごせるかを考えてデザインしました。
お一人様専用客室「ソロバルコニー」も居住性のよい空間設計
和紙を使ったアートが、「アスカバルコニー」と「ソロバルコニー」に飾られます。
日本の伝統文化である和紙は、さまざまな色合いや質感を表現できるため、アート作品としての可能性が注目されています。今回、「アスカバルコニー」と「ソロバルコニー」を飾るアートとして、質の高い和紙を使用し、独自のストーリーを持つ3つの和紙工房に制作を依頼しました。
最初にご紹介するのは、阿波和紙を扱うアワガミファクトリー(徳島県)です。ここでは「藍染め」が特徴で、色の濃淡や表面の質感の多様性により、非常に表情豊かな作品が生まれます。次に、越前和紙を製造する長田製紙所(福井県)では、襖の柄付け技術「飛龍」を応用した作品を制作しており、多様なアート表現が魅力です。最後にご紹介する名尾和紙の名尾手すき和紙(佐賀県)は、和紙の原料となる梶の木を自家栽培から紙にするまで、すべての工程を名尾(なお)で行っています。昔、七夕には梶の葉に短歌を書いていたことから、「飛鳥Ⅲ」のアートコンセプトである「万葉集」との繋がりも感じられます。
どの工房の和紙アートがどのお部屋に飾られるのか、どうぞお楽しみに!
阿波和紙アート 作品例
越前和紙アート 作品例
名尾和紙アート 作品例
※掲載の写真はイメージです。施設名・サービス内容は変更となる場合がございます。
第19回目のA-TIMESはいかがでしたか?年が明ければ、待ちに待った「飛鳥Ⅲ」就航の2025年です!春にはクルーズ商品を発表予定ですよ。お楽しみに。さて、今月もクイズに答えると応募できるプレゼント企画をご用意しています。ふるってご応募ください。それではまた! Mach’s gut!
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※当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。