ドイツ・パペンブルクで、みんなの夢が動き出しました！5月の大空に社旗が揚がり、喜びの中でサイトオフィスが開設。新造客船の建造工事に向けた新たなスタートです。

新造客船の最新情報を発信する“A-TIMES”。
その第1回目はドイツ駐在オフィスの開所式の様子をお届けします。

2025年の新造客船の就航に向けドイツ、パペンブルクのマイヤー ベルフト造船所内に
現地サイトオフィス（現地駐在事務所）を開設し、 2023年5月23日に開所式を執り行いました。
ここには部門ごとのスペシャリストが集まり、造船所と連携しながら船の建造を進めます。
いまは設計の詳細が固まり、これからは建造工程の検討に入ります。
今秋には、造船工程の始まりである鉄板の切断（スティールカッティング）を行なって
船底のブロックの建造がスタートします。
開所式には参列したスタッフたちの、ここまで漕ぎ着けた安堵感と、
いよいよ始まる建造への期待感が重なって、活気にあふれる雰囲気が広がりました。

強い風に泰然とはためく社旗の様子に、
参加者一同は感無量でした。

開所式はまず、マイヤー ベルフト造船所のNo. 1 GATEへの社旗掲揚から始まりました。 当日はこの地方特有の強風にみまわれましたが、その風のおかげで郵船クルーズの社旗が逞しくも泰然とはためき、その様子はちょっと感動的。たかが旗と思っていましたが、されど旗でした！

伝統的な日本の鏡開きに
ドイツの皆さんは興味津々でした。

社旗掲揚のあとは、新しいオフィスへ。鏡開きという伝統的な日本のスタイルで開所式は始まり、オリジナルの枡で乾杯。式にはマイヤー ベルフト造船所から会長のベルナルド マイヤー氏、社長のヤン マイヤー氏他社員も参加し、郵船クルーズからは現地サイトオフィスに駐在するスタッフをはじめ担当者が会し、和やかに式は進行しました。 最後にオリジナルの枡は造船所の方々にお土産としてお渡ししましたが、このオリジナル枡、写真をよく見ていただくと「S.721」という文字が刻印されているんです。「S.721」がなにを示すかは次回以降にご紹介します。

第1回目の “A-TIMES”いかがでしたか？ これから新造客船の最新ニュース、楽しいレポートをお送りしますので、どうぞお楽しみに！ そして、毎月新造客船のクイズに答えると応募できるプレゼント企画もご用意しています。 ふるってご応募ください。それではまた！Mach’s gut!