2023.12.15

「飛鳥Ⅲ」の安全を祈願して、
キール・レイイング セレモニーが挙行されました。

「飛鳥」の最新情報を発信する“A-TIMES”。
第7回目はキール・レイイング セレモニーをご紹介します。

9⽉21⽇にドイツ・パペンブルクのマイヤー ベルフト造船所で⾏われた「⾶⿃」のスチール・カッティング セレモニー。建造の幕開けを祝うこの式典から約3カ⽉、着々と建造は進み、12⽉12⽇にキール・レイイング セレモニーが執り⾏われました。

キール・レイイング セレモニーとは、船舶で最も重要な部分である“キール”(⻯⾻)を設置する際に、船の建造と航海の安全を祈願する⼤切な式典です。今回据え付けた「⾶⿃」最初のブロックは船体中央に位置し、機関部の⼀部を構成する船底部分のもので、⼤きさは⾼さ7.4m、幅29.8m、⻑さ24.7mとなり、重さは736トンになります。そして、式の中でのメインイベントは、ブロック設置の際に、船の安全と幸運の願いを込めたラッキーコインを置くという造船ならではの伝統儀式です。

2つのコインのうち1つには以前ご紹介したマイヤー ベルフト造船所の船舶プロジェクト番号である「S.721」と⽇本船籍最⼤のクルーズ客船にふさわしい⽇本最⼤の⿃・アルバトロスのシンボルマーク、もう1つにはASUKAの名と郵船クルーズの社旗がデザインされています。この⽇のために⽇本で造られたシルバーのラッキーコインは、桜の模様があしらわれた箱に収められ、社員が⼤事に抱えてドイツへと運びました。

セレモニーは、マイヤー ベルフト造船所 ヤン・マイヤー マネージング・ディレクター、郵船クルーズ・遠藤弘之 社長のスピーチで始まり、続いて今回特別にご臨席いただいた在ハンブルク⽇本総領事館・戸田真介 総領事よりご祝辞を賜りました。そしてコイン・セレモニーのスタートです。⽇本郵船・樋⼝久也 常務執⾏役員と郵船クルーズ・堤義晴 取締役専務執⾏役員(⾶⿃クルーズ第12代船⻑)の⼿によってラッキーコインが台に置かれると、ゆっくりとブロックが下がりはじめました。完全にブロックが設置されると同時に、両サイドからパーンという音と共に大量のブルーの紙吹雪が舞い、セレモニーに立ち会った出席者から拍手と歓声が湧き上がりました。最後に、ノンアルコールのスパークリングワインで乾杯して、セレモニーは無事終了。出席者には記念としてラッキーコインを模したコインチョコが配られ笑顔が広がりました。
(耳寄り情報:このコインチョコ、来年2月のクルーズ「アスカクラブクルーズ Next」でご乗船のお客様に配られるようですよ)

ラッキーコインは桜の模様があしらわれた箱に収められドイツへ

セレモニーは多くの関係者に見守られながら執り行われました

マイヤー ベルフト造船所 ヤン・マイヤー マネージング・ディレクター

郵船クルーズ・遠藤弘之 社長

在ハンブルク⽇本総領事館・戸田真介 総領事

オリジナルデザインのラッキーコイン

コイン・セレモニー ラッキーコインに願いを込めて

船底ブロック設置完了の瞬間 ブルーの紙吹雪が舞う

今回据え付けた最初のブロックは船体中央の船底部分です

今回設置した船底ブロックの全景

セレモニーを終え船底ブロック設置を見届けた参加者の顔には笑顔が

2025年の就航に向けて一緒に盛り上がりましょう!

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12月のプレゼント
キール・レイイング セレモニー記念
ラッキーコインチョコ 30名様

クイズ正解者の中から抽選で30名様に、
キール・レイイング セレモニーのラッキーコインを模した
コインチョコをプレゼントします。
もちろんオリジナルデザイン!食べるのがもったいないかも?
ふるってご応募ください! 

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