新造客船の夢語り

飛鳥Ⅱ・クルーの思いインタビュー

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飛鳥Ⅱのお客様と同様に、クルーたちも新造客船の
就航を
指折り数えて待っています。
「こんな船だったら」「こうお客様をおもてなししたい」
それぞれの立場で、
それぞれにふくらむ夢を
インタビューしました。

※役職はインタビュー時のものとなります。

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新造船準備室長

歳森 幸恵

Yukie Toshimori

新造客船は着実に
前に進んでいます。

新造客船は2023年が建造の着手になります。その手前までは、
さまざまな設計が続きますが、今は経験豊富なデザイナーや造船所と
さまざまな意見を形にする作業を進めています。
客室のレイアウトはほぼ完了し、現在はパブリックスペースを検討しており、
限りあるスペースをどうやって有効に使うか試行錯誤しています。
まだ細かくは明らかにできませんが、着実に前に進んで
いますのでどうぞご期待ください。船名は2022年度の間に決定、
発表を予定しています。飛鳥になるのか?それとも?いずれにしても、
名前を呼びつつ愛着を持って育てていきたいので早めに名前を決めたいですね。

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機関長

中野 孝昭

Takaaki Nakano

より安全に
より迅速に、
を願って。

飛鳥Ⅱの建造から30年以上が経ち、新造客船建造の発表を知って
「遂に」と期待がふくらんでいます。
1995年頃のクリスタルハーモニー(現 飛鳥Ⅱ)勤務時代はポケベル、
今はPHSを使って乗組員と連絡を取り合っていますが、
新造客船ではWi-Fi環境が整うと聞いています。
例えばスマートフォンやタブレット端末を使って、機関や航海情報の
モニタリングや、メンテナンス情報などの共有をスムーズにして、
安全や整備の面でより迅速に対応できるようにしたいと思っています。

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チーフパーサー

吉田 匠吾

Shogo Yoshida

ICTとヒューマン
タッチの両立を。

入社して初めての勤務は2010年の世界一周クルーズでした。
飛鳥Ⅱの初乗船がイスタンブールでの乗船からで、
出港風景は今でも忘れられません。
新造客船でやってみたいことは新しいインフラの導入で、
お客様が事務手続き関係にかかる時間を短くできればと思っています。
乗船されたら最大限楽しむことに集中できる船を
実現できたらうれしいですね。
最新の次世代システムになっても、お客様との直接の会話を大切に
「ヒューマンタッチ」は残したいですね。

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プロビジョンマスター

野村 豊

Yutaka Nomura

ぶっちぎりの
ナンバーワンに!

学生の頃、初代飛鳥を見かけてから憧れの存在でした。
実は私の誕生日は初代飛烏と一緒。
飛鳥Ⅱ就航のタイミングで入社という、飛鳥の節目と重なる縁を感じます。
新造客船で働くのが長年の夢だったので、それがかなえばうれしいです。
日本一の客船として、ぶっちぎりのナンバーワンになるように
お客様の想像を超えるサービスを提供したいですね。
我々の管理すべき食材や消耗品は何万点とありますので、
管理もよりしやすい船にできたらとアイデアを出し合っています。

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アシスタントメートルディ

鹿郷 真樹

Masaki Kakyo

日本のお客様仕様
でより使いやすく。

最近携わったことの一つとして、飛鳥クルーズ就航30周年を記念して、
抹茶や柚子など30種類の日本の食材を使った、
こだわりのボタニカルオリジナルジンを作りました。
新造客船のバーは飛鳥Ⅱ以上にメインバーはメインバーらしい雰囲気、
他のバーも、バーによってそれぞれ異なる雰囲気を出せたらと思います。
欧米向けの客船を改装した飛鳥Ⅱとは違い、新造客船は最初から
日本のお客様仕様で建造できるので、例えばバーの椅子の高さなども
日本人のサイズに合わせられればと希望しています。

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ショップマネージャー

根本 怜佳

Reika Nemoto

自分のアイデアを
盛り込める
うれしさ。

新造客船に自分のアイデアを盛り込んでいけるのがうれしく、
完成したら誇らしい気持ちになると想像しています。
ショップについてはデザイン性を損なわないように効率性を重視し、
ディスプレイできる商品の量やバランスを考えながら
アイデアを提案しました。
サロンでは最新の美容機器などもとりいれていけたらいいなと思います。
テーマの一つである「自分へのご褒美」を感じていただけるような
ショップやサロンにしていきたいです。

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テクニカルディレクター

木村 慎吾

Shingo Kimura

長年愛されるような
コンテンツを。

新造客船はこれから何十年も運航する船だと思うので、
エンターテイメントには今流行のものをすぐ取り入れるのではなく、
長年愛されるような、飛鳥ブランドを背負ったコンテンツを
作らなくてはいけないと考えています。
よく新造客船にあるLED液晶があればいいというものではなく、
あえて付けない選択肢もあると思います。
飛鳥クルーズの長所でもあるエンターテイメントのバラエティの豊富さや、
ロングクルーズでのお客様同士の親交や絆を深めていただくイベントなども
引き続き大事にしていきたいです。

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ハウスキーピング
マネージャー

和田 崇

Takashi Wada

デュアル・
ファンクションが
新たなテーマ。

船の就航というと、飛鳥Ⅱが就航した2006年のことを思い出します。
慣れない船内でお客様をお迎えする準備を
初代飛鳥で長年働かれていた先輩方と一緒にひとつひとつ進めました。
新造客船が就航するときも飛鳥就航当時から築かれた“おもてなしの心”が
きちんと後輩たちに引き継がれるようにしたいと思います。
新造客船では一つの施設で複数の機能を持たせる
「デュアル・ファンクション」もテーマ。
乗組員の育成面でも“多機能”を考えていきたいです。
例えばウエイターのサーブを効率的にするために、
ハウスキーパーがディナーのエスコートを担当するなどの
試みはすでに始めていますので、新造客船ではさらに
サービス向上のための実践をしていきたいですね。

インタビュー: CRUISE Traveller 編集部 島津奈美

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