2024.06.21

建造中の「飛鳥Ⅲ」に会いに行く!
「飛鳥Ⅱ 2024年世界一周クルーズ」での特別企画をご紹介。

「飛鳥」の最新情報を発信する“A-TIMES”。
第13回目は特別企画・造船所探訪ツアーをレポートします。

「飛鳥」はいま「2024年世界一周クルーズ」の航海中。6月21日現在は中米・グアテマラのプエルトケッツァルからカナダのバンクーバーに向け、太平洋を北上しています。さて、遡ることひと月前の5月21日、ドイツ・ハンブルクから「飛鳥」のランドツアーとしてパペンブルク、マイヤー ベルフトを訪れるツアーが催されました。建造中の「飛鳥」に会いに行くという、またとない機会。
造船所が行っている通常の見学ツアーでは入れないエリアを巡った「飛鳥」の「世界一周クルーズ」だからできた特別なツアーをレポートします。

お客様がマイヤー ベルフトに到着後、まずビジターセンターの試写室でマイヤー ベルフトの歴史や、「飛鳥」の建造状況についてご紹介。さすが、ドイツまで見学に来られたお客様。郵船クルーズの現地駐在オフィススタッフの説明に大変興味深く頷かれていました。展示ブースに移動すれば、造船所で建造されたモデルシップがずらりと展示されていて、船好きのお客様は夢中で写真撮影。別の建屋では建造中の他船を見学されました。

「飛鳥」の建造秘話をご紹介

ずらりと展示されたモデルシップ

そしていよいよ「飛鳥」を建造している建屋の展望デッキへ。お客様からは「おおっ!」という歓声が上がりました。ここでも駐在オフィスのスタッフの説明に熱心に耳を傾けるお客様。

初めて目にする「飛鳥

お客様からは歓声が上がりました

場所を移動して、通常の見学ツアーでは立ち入ることができない内部へ。建屋内ではまさにいまクレーンで船室部分のブロックの搭載が行われている最中、見ごたえ抜群のタイミングです。お客様は中間ゲート上で真正面に佇む建造中の「飛鳥」の姿をご覧になり興奮の面持ち。その後、世界的に著名な書家の矢萩春恵氏が揮毫した「飛鳥」の船名板があるエリアへ。原寸で書かれた文字の迫力に、皆様圧倒されたご様子でした。

※矢萩春恵氏は2024年5月17日にご逝去されました。謹んでご冥福をお祈りいたします。

中間ゲートから「飛鳥」を間近に

矢萩春恵氏揮毫の迫力ある名板

「飛鳥」の見学を終え、一行はマイヤー ベルフトのあるパペンブルクの散策へ。運河が流れる、のどかで美しい歴史のある街です。
お客様に、今回の造船所探訪ツアーに参加された感想をお聞きしました。

「ツアーに参加するまでは、『飛鳥』がこんなに出来上がっているとは思わなかったので驚きました。建造中の客船を見るなんて一生に一度の貴重な機会。ぜひデビュークルーズに乗船したいと思います。」(荒瀬様)

「ヨーロッパに造船所が多く建てられた頃、造船所の社長達が日本の造船所へ見学に来られたそうです。ここマイヤー ベルフトの社長はその時にとりわけ熱心にメモをとり、話を聞いていたというエピソードを聞きました。日本の生産業の緻密さに学び活かしているから、この規模の造船所であれだけ多くの船が建造できるのだと思います。屋根付きの造船所というのも珍しく、品質へのこだわりを感じました。」(今井様)

 

キール・レイイング セレモニーから、造船が順調に進んでいると感じました。
来年早春の進水式が今から楽しみです。ダグラス・ワード

「飛鳥 2024年世界一周クルーズ」のヨーロッパ区間(オンフルール~ドーバー)に客船評論家のダグラス・ワード氏が乗船されました。ハンブルク寄港時には、マイヤー ベルフトを訪問され、「飛鳥」の建造風景を見学されていました。様々な客船に乗船されているダグラス・ワード氏にお話を伺いました。

「昨年12月のキール・レイイング セレモニーから順調に造船が進んでいると感じました。船首も形づくられ、まもなく船室部分の乗せ込みが始まるとのこと。来年早春の進水式が楽しみです。
『飛鳥』では、レストランの種類を増やすと喜ばれるはずです。環境に優しいエコシップを目指すため、LNG燃料のエンジンだけでなくプラスチックを減量する試みにも期待しています。
そして、BGM音楽なしの静かな場所や時間をつくってはいかがでしょうか。読書をしたり日記を書いたり、海をぼんやり眺めるには、音楽は不要ですから。」

ダグラス・ワード / Douglas Ward
客船評論家。乗船歴59年。「CRUISING & CRUISE SHIPS」、「RIVER CRUISING(欧州&北米版)」(インサイト・ガイド刊)の著者。同社によるオーシャンクルーズ2024年版が好評販売中。音楽や庭仕事が趣味。刺身とジントニックの愛好者。英国在住。

翻訳:吉田あやこ
クルーズアンバサダー。乗船歴35年、在英30年。「クイーン・エリザベス2」と初代「飛鳥」の元乗組員。クルーズの魅力を伝えるブログ「在英クルーズアンバサダーあやこ」を更新中。

旅する日本画-洋上の美術館・飛鳥Ⅲから-
町立湯河原美術館特別展開催
2024年6月28日(金)~9月23日(月・祝)

「飛鳥」は、「動く洋上の美術館」がコンセプトのひとつであり、日本の芸術文化を支える作家の美術作品、工芸作品を数多く展示します。展示作品の作家の一人である平松礼二氏が「飛鳥」のために描いた作品を、就航前に先行公開する特別展を開催します。
フランス料理のダイニング「ノブレス」、船内中央階段を彩るアートなど、「飛鳥」を想像しながら平松礼二氏の色彩豊かな作品をどうぞご鑑賞ください。
7月15日(月・祝)には海の日イベントとして飛鳥クルーズコラボレーション企画も開催します。ぜひお越しください。

ノブレス入口『モネの池・蝶々』

『春の海を行く』

詳しくはホームページをご覧ください。
A-TIMES第9回で平松礼二氏の船内作品をご紹介しています。

第13回目の“A-TIMES”はいかがでしたか?着実に“客船”となっていく「飛鳥」。海に浮かぶその日が待ちきれません!さて、今月もクイズに答えると応募できるプレゼント企画をご用意しています。ふるってご応募ください。それではまた! Mach’s gut!

2025年の就航に向けて一緒に盛り上がりましょう!

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マイヤー ベルフト
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クイズ正解者の中から4名様に、
マイヤー ベルフトのロゴと客船のイラストが刺繍で入った
オリジナルポロシャツ(Lサイズ)をお贈りします。
ふるってご応募ください!

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